「今なら作れる」半年越しに実現した大槻美知子さんのLP制作の舞台裏

一度は断ったLP制作。
それでも半年後、大槻美知子さんの
“変化”を感じた私は「今なら作れる」
と確信しました。
人生の節目に寄り添い、
想いを丁寧にカタチにしていった
LPの制作記録です。

目次

「今なら作れる」—半年越しに実現した大槻美知子さんのLP制作の舞台裏

最初のご依頼と、お断りした理由

大槻美知子さんのLPが完成しました。
今こうして無事に仕上がったことが、
私自身とても感慨深いです。

というのも、実は
昨年の12月美知子さんから
LP制作のご依頼
をいただきましたが、
一旦お断りをしているのです。

それはなぜかというと、
その時に一通りお話を聞いたんですけれど、
私の中でまったくイメージが
湧いてこなかったんです。


LPとして形にはできるけれど、
どんな言葉で、何色で、
どんな雰囲気でい表現したらいのか、
皆目検討がつかないという状態。


これは無理にLPを作っても、
心のこもらないものになるなと思いました。

私はいつも、お話を聞くと、
先に“イメージ”が湧いてきて
それに近づけるように構成や文章、写真、
デザインを整えていくという作り方をしています。

でもそのときは、何度話を聞いても、
そのイメージがまったく
浮かんでこなかったんです。


お金をいただいてお作りする以上、
私自身が心から納得して作らないと
意味がないLPになると感じました。

だからこそ、その時は
「ごめんなさい、今は作れないです」
と、正直にお断りしました。

ついに、時がきた——確信した瞬間


それから半年ほど経った、
2025年5月1日。

「白龍を観ながらのお茶会」
するというイベントに、
前日になって急遽参加することにしました。

写真の白龍は、
SIRIUS―碧く輝く白龍―
という美知子さんの作品。

なんとなく気になって、
「行こう」と決めたんです。

久しぶりに美知子さんと再会しました。


そのときの美知子さんの様子を見て、
私は直感的に思いました。
「あ、変わってる」って。

以前は、自分の中にある想いや
ビジョンは確かにあるけれど、
それをどう表に出していいかわからない、
どこか遠慮がちな印象
がありました。

でもその日は違ったんです。

「私は作品を作ることにしたの」
「オンラインサロンもスタートさせるの」

そうはっきりと言い切った彼女の姿に、
これまでとはまったく違う
“芯”のようなものを感じたんです。

なんというか…ふっきれた
という表現が一番近いかもしれません。

4月に美知子さんが参加していた
八ヶ岳の合宿でのお話も聞きました。

世界で800万部のベストセラー作家本田健さんと、
そうじ力の舛田光洋先生が主催するその場で、
「この中から世界に出ていく人が2人います」
と言われたそうなんです。

そして、その2人のうちの1人が、
美知子さんだったそうです。

「ああ、やっとその時がきたんだな。」
そう思いました。

魂に触れたヒアリングの時間


それから再会から
約1週間後のことでした。

美知子さんから、
改めてご連絡をいただいたんです。

高橋貴子先生のコンサルで、
LPすぐ作ってもらいなさいって、
どのくらいの期間でできたりしますか?

もうついに作るタイミングが“来た”
ということなんだなと思いました。

最短だと1日で納品も可能です。
私からのヒアリングに答えてもらうだけ。
写真とかはいただくけれど、
文章もデザインも、私が仕上げます。

お願いします。


ということで、
LP制作がスタートしました。


5月11日にヒアリングを行い、
5日後の15日には「プレオンラインサロン」の
初回開催が控えているということで、
それまでに仕上げるという
スピード感で動き始めました。

ヒアリングでは、約3時間かけて、
じっくり話を聞かせていただきました。

今回、私が一番強く感じたのは
「美知子さんの中に、
もう“言葉”は全部ある」
ということでした。

お話を聞いていくうちに、
私の中では不思議と
“ここがポイントだ”という部分が、
ポコポコと浮かび上がってきた
んです。

私はヒアリングをしながら、
その人の内側に眠っている
“伝えるべき想い”を
すくい上げていく感覚
があります。

・このサロンをなぜ始めるのか
・何を提供したいのか
・どんな人に来てほしいのか
・このサロンを通して、どうなって欲しいのか


美知子さんが答えるその言葉ひとつひとつが、
まるでピアノの美しい旋律のように、
私の中に響いてきた
んです。

私はスピリチュアルに
詳しいわけではありませんが、
美知子さんの語る
“世界”には、ただならぬ深みと、
揺るぎない想い
がありました。

不思議と、その言葉たちは
私の中にスッと入ってきて、
自然と「こういうふうに表現したら
伝わるんじゃないか」
と、
文章のカタチが浮かんでくるような
感覚がありました。

この感覚を持てた時点で、
私は「いいLPが作れる!」
と確信しました。

私流、世界観の作り方


私はいつも、制作に入るときに
“イメージ”をとても大切にしています。

私はLPを作る時、
まず「この人の色って何色かな?」と、
目を閉じてイメージを描きます。

美知子さんの色は、
私の中では“深い宇宙のような青”

でも、ご本人の感覚も大切なので、
「何色がご希望ですか?」
とお聞きしてみたんです。

すると

シャビィーピンクやバーガンディーも使ってたけど…
黄色以外かな、青も好きなのよね。

「やっぱり!」

あの瞬間、私の中のイメージと、
美知子さんの中の感覚が
ふっと重なった気がしました。


ヒアリングが終わった
その日の夕方から、
すぐに制作に取りかかりました。

まずは文章を整え、ペライチに配置。
全体のトーンを決めるところまで。

翌日には、ヘッダーやデザインと全体調整を。

ヘッダーには、みちこさんが作った
ユニコーンの写真を使いました。

そのユニコーンが宇宙を自由に飛び回るような、
星がきらめく背景をCanvaで描き、
イメージ通りの世界を演出しました。

ペライチのボタンカラーも、
既存のものだと合わない。

そこで、深い青の補色(反対の色)として、
バーガンディのような深い赤を取り入れ、
宇宙の中に生きる彼女らしい
世界観を表現することにしました。


感覚を研ぎ澄ませながら
色や形を整えていく作業は、
集中力が要る反面、
とてもエネルギーを使います。

でも、方向性が見えた瞬間からは、
本当にパズルのピースをはめていくように、
自然と仕上がっていく
のを感じました。

“これから”を一緒に描く

美知子さんとは、
ちょうど1年ほどのお付き合いになります。

最初にお会いしたのは、ある方の発表会
のような場でした。

そこから不思議と立て続けに出会いが重なり、
3ヶ月の間に3〜4回ほどお会いしました。

そして、2024年9月。
一緒に八ヶ岳の“そうじ合宿”には
大阪から一緒の電車で向い
合宿中も一緒にいることが多く、
ぐっと距離が縮まりました。

自然と仲良くなって、
気がつけば“友達”のような感覚に。

このLPは、美知子さんが
「これからどう生きていくか」を象徴するもの。

そして、見る人にも
「自分の流れを整える場」
として響いてほしい。


そんな想いで、私は“ただ作る”のではなく、
“美知子さんの未来の一部を一緒に描く”
つもりで取り組んでいました。

私の強みは
「感覚的にその人の世界観を捉えること」
だと思っています。

言葉・写真・色・デザインすべてにおいて、
その人が出したい“雰囲気”を一貫して
表現することを意識しています。

「Fortune Flow」に込めた祈り


実は、美知子さんサロンの名前
「Fortune Flow(フォーチュン・フロー)」は、
プレオンラインサロンが始まる直前、
数時間前になってようやく決まりました。

最後の最後まで、
なかなかピンとくる名前が
見つからなかったんです。

名前って、その人の想いが込められていても、
読みづらかったり、覚えづらかったりすると、
受け取る側には届きにくいんですよね。

だから、日本人にも親しみやすくて、
意味も伝わりやすい言葉にしたい
と思って、
いくつも案を出し合いました。


そんな中、美知子さんが
ずっとおっしゃっていたのが、
「滞りなく、スムーズに流れていく
感覚を大事にしたい」
ということ。

そのとき、私の中に“Flow”
という言葉が浮かびました。

「Flow」
それは、宇宙や星のリズム、エネルギーの循環、
心や魂の滑らかな動き…
目には見えないけれど、
確かに存在する“流れ”をイメージする言葉。

そこに“Fortune(運)”を重ねることで、
「流れることで運が動き出す」
まさにこのサロンの本質が浮かび上がってきました。

生きていると、心も身体も、未来への気持ちさえも、
どこかで滞ってしまうことがあります。
そんなとき、このサロンで少し立ち止まり、深く呼吸して、
宇宙のリズムと自分のリズムを重ねてみる。

そんな“祈り”を込めて。

そしてこの名前が、
美知子さんのこれからの道を
そっと照らしてくれるものになれば
と、
願っています。

まとめ LP制作は“人生の節目”に立ち会うということ

LP制作は、私にとって
単なる「ページを作る仕事」ではありません。

美知子さんの最初のご依頼をお断りしたとき、
私は正直に「今は作れない」と感じていました。

でも、それから半年が経ち、
美知子さんの中で何かが
大きく変わっていました。

そのタイミングで
「今なら作れる」と思えたこと。

そして、実際に話を聞いて、
言葉に触れて、デザインを描いていく中で、
私は確信しました。

ああ、これは美知子さんの“節目”なんだな。
そして私は、その節目に、
立ち会わせてもらっているんだなと。

私は、言葉にすること、カタチにすること、
そして“世界観を整えること”
を通じて、
依頼者さまの“これから”を一緒に描いていく
お手伝いをしています。

このLPが、美知子さん自身の未来への扉となり、
その先に待つ多くの人とのご縁へと、
やさしく流れていきますように。

心から、そう願っています。

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次の募集は11月末

この記事を書いた人

・元銀行員
・中華料理教室主宰


個人事業主向けにLP制作を中心とした集客のサポートをコンサル、文章作成、写真・動画撮影、LPデザインまでワンストップでサポート。LPクリエイターの育成もスタートさせました。

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